画像:稲佐山の夜景

稲佐山

標高333メートル、大変キリのいい数字で東京タワーと高さを同じくします。
長崎市内を一望する夜景が有名な観光スポットで、1000万ドルの夜景とも言われて神戸、函館と並んで「日本三大夜景」になっており、更には香港、モナコと並んで「世界新三大夜景」にも認定されています。
長崎市中心部は山に囲まれる形になっていて、中心街の明かりと斜面の住宅街の明かりによって作られる夜景は、他の都市にはない自然と人が融合して暮らす長崎特有の文化を感じることもできます。
市内北部に向かって伸びる道路と、そこを走る車の明かりもまるで光の川のようで見どころになります。
標高が高めで風も吹きやすいので、一枚多めの防寒対策をしていくことをお勧めします。

稲佐山、山頂展望台

長崎を代表する観光スポットです。
私もたまに行くのですが、夜景が見えてくる場所に差し掛かると観光客の方の「うわぁ凄い」「これバヤイ!」の声を毎回聞いています。
見えてきた瞬間に「あぁまだ見ないまだ見ない!」と言って一番景色がいい展望台屋上まで下を向いたまま歩いている人も見かけました。
皆さんそれぞれの楽しみ方でこの景色を楽しんでいるようです。

展望台は円筒形のビルになっており屋上が展望台となっています。
屋上まではエレベーターも用意されていますが、ビルの周囲のらせん状のスロープを歩いていくこともできます。
このサイトの背景も稲佐山からの夜景を使用しています。

屋上からは眺め以外にも楽しめる仕掛けがあります。
足元には弱い照明が埋め込まれているのですが、その照明に一箇所だけハート型をしている物があります。
一つ一つ見ていってもそんなに多いものではありませんので、5分もかからずに見つけることができると思います。
探してみるのもいいでしょう。

ひかりのレストラン

稲佐山山頂の展望台は円形のビルになっており、屋上が展望台ですがその一つ下の階はレストランとなっています。
お店の名前は「ひかりのレストラン」 長崎を代表する夜景を眺めながら食事をすることができます。
とーってもお洒落な場所にあるせいか私には敷居が高いですが、お値段は観光スポットの食事処としては妥当かと思います。
地元民だとこういう場所には中々立ち入る機会がないのですが、入り口やメニュー看板等の画像を載せておきます。

画像:稲佐山、光のレストラン入り口 画像:稲佐山、光のレストランのメニュー

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稲佐山公園

8合目駐車場の入口から右側を見ると噴水やアスレチック、売店などが設けられており休憩や軽い運動に利用することができます。
山頂の展望台とは別に、この公園から少し登った所にも展望台があります。
景色としては山頂とはまったく別物となりますが、有名どころよりこういうローカルな場所を抑えておきたいという変わった方は行ってみるのもいいかもしれません。
展望台までの道にも一工夫されていて、階段を使って一直線にあがって行く道と、階段の左右を大きく迂回しながらあがって行く道があり、植え込みの植物を見たり楽しみながら登ることができます。
登りながら左側に迂回すると稲佐山のコンサートステージを見ることができるので、イベント等で思い出があるかたは眺めてみるのもいいと思います。
そうそうないことかと思いますが、公園で遊んでいる流れでこちらの展望台に登って山頂と勘違いすることがないようご注意ください。

画像:稲佐山公園の野外ステージ 画像:稲佐山公園の展望台

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なぜ!?鹿and猿

8合目駐車場から山頂方面に行く途中、一段上がった区画になぜか鹿と猿がいます。
私は山頂展望台よりここの猿のエサやりに来る回数の方が多いです。
鹿より猿の方がエサをやっていて面白いです。
エサをやりながら暫く見ていると群れの上下関係や気が強い猿、弱い猿が分かってきます。
私の一番のお気に入りは、手を叩いてエサを催促してくる猿です。
人間がエサをくれることはどの猿も覚えているようで人影に反応するのですが、そこから一歩進ん自らアピールしてくる猿がいます。
他のページでも紹介されていたのですがその記事が2012年3月に書かれていたのでもう4年は前から手を叩いていたようですね。
そしてその手拍子の回転数が結構高いです。
しかしこの猿ども、舌が肥えてるようで販売されているガチャガチャで買えるエサに対しては反応が悪いです。
私が見に行った時、たまたま居合わせた家族連れがバナナを持ってきていて子供がそれを猿山に投げ込んでいたのですが、積極的に取りに行きますし奪い合いで小競り合いになることもしばしば…。
力の強い猿が優先で弱い猿は欲しくても我慢してるのが見て取れます。
だけどこれがガチャガチャのエサになると途端に興味が薄れます。笑えるほどに!
どうやら味が薄い上に硬いようで、積極的に取りに来ないしどーぞどーぞの精神です。
拾ってはみるもののがっつく様子もなく、挙句に池の水に浸してから食う始末。
硬いせんべいをお茶に濡らして食べるご老人のような人間くさい行動を観察することができます。

画像:稲佐山公園の野外ステージ 画像:稲佐山公園の展望台

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カブで稲佐山

地元の人間にとっては見慣れた山ですが改めて登ってみると良さを感じます。
自分たちが住んでいる街を一望すると何か心が洗われるような感覚になり、山頂以外でも日ごろの煩わしさを癒してくれる空間があります。
ちょっと疲れたときに息抜き感覚で訪れてみてもいいのではないでしょうか。
ゆっくり見てまわると今まで近くにあったのに気づかなかった良さに出会えると思います。

画像:稲佐山公園の展望台

アクセス

2011年に新型のロープウェイを導入し2016年2月からはターミナルも一新され、360度の大パノラマを眺めつつ山頂まで約5分の空の旅になります。
山頂の夜景も楽しみですがロープウェイからの空中に浮いたまま目飛び込んでくる夜景も旅の面白さを演出してくれます。
山頂までの過程も一つのイベントとして楽しみましょう。
ロープウェイガールとでも呼びましょうか、ガイドさんが同乗してちょっとしたお話を聞くことができます。
営業時間は午前9時から午後10時。
淵神社駅から稲佐山までを約15分~20分間隔で運行しています。
ロープウェイの料金は以下の通り。
長崎市民、および長崎市内で勤務されている方には半額でロープウェイを利用できる制度があります。
(当日入会可)

稲佐山ロープウェイ料金
大人 片道720円 往復1230円
中学生 片道510円 往復920円
小学生・幼児 片道410円 往復610円

バスでロープウェイ乗り場まで

3番系統と4番系統(下大橋・小江原・相川行き)に乗車し、バス停「ロープウェイ前」で下車します。
グラバー園付近から約20分、長崎駅からで約7分程度。
バスから降りたら徒歩2分でロープウェイのターミナルです。

路面電車でロープウェイ乗り場まで

電停「宝町」で下車し、そこからバスに乗り換えます(バスの系統、下車バス停等は「バスでの場合」を参照)

車、バイクでロープウェイ乗り場まで

長崎ICから出島道路を抜けて約15分です。
目的地:長崎ロープウェイ淵神社駅
住所:長崎市淵町(ふちまち)8-1
TEL:095-861-3640

8合目駐車場は一番お金がかからないリーズナブルな手段です。
約500台を収容できる無料駐車場になっています。
そこから山頂までは徒歩で約15分、あるいはシャトルバスが無料で20分毎にでています。
ただしシャトルバスは特に混雑が予想される土曜日や休日にしか運行されず、時間も夕方から夜にかけての運行のみなのでご注意ください。
シャトルバス始発 17時30分
シャトルバス最終 山頂行 21時05分  山頂発 21時23分

特にバイクでは山登りになるので走りたい方もいるかと思いますが、そういうコースとしては危うさと物足りなさがあるでしょう。
市街地方面から駐車場を目指すルートは主に2つあります。
長崎駅からを基準として地図を用意しました。

画像:稲佐山公園の野外ステージ

北回りのルート。道が広くて曲がりも緩やかです。
途中にMr.Maxやダイレックス、ふくの湯、焼肉屋、ファミレス等の店舗がありますので旅の途中の休憩や買出しに使えます。
住宅街へ抜ける道でもあるので朝と夕方は渋滞になりがちです。

画像:稲佐山公園の野外ステージ 画像:稲佐山公園の展望台

地図を二つ用意してますが長崎駅を出てJRとの立体交差を通るか(図左)、旭大橋を通るか(図右)で分けてみました。
どちらからも稲佐山への登り口は同じになりますが、この登り口が少し分かりにくい所にあるので注意が必要です。
途中に稲佐山観光ホテル、ルークプラザホテルと長崎を代表する観光ホテルがありますので大型観光バスも通ります。
上り口さえ間違えなければ頂上までほぼ一本道で比較的混まない道になりますが、北回りのルートより道が狭く曲がりくねっており勾配もきついです。
長崎らしいといえば長崎らしい。
そういう部分も含めて長崎を感じたいのであればこちらの道もいいかと思います。
ある程度登ると暴走行為対策の為の凹凸が道路に施されています。
免許取立ての頃、初めてこの凹凸を通った時は法廷速度内でもびっくりして焦って事故りかけた記憶がありますので注意してください。
車なんかで慣れると子供は面白がったりします。

8合目駐車場までは無料ですが、山頂駐車場は有料になります。
それも土曜日、休日など混みやすい日はタクシー、マイクロバス以外の車両は利用が制限され、上記したシャトルバスやタクシーか徒歩で頂上を目指すことになります。

バスでも8合目駐車場までは行くこともできます。
長崎駅前から5番系統(稲佐山行)のバスに乗り、終点「。稲佐山バス停」で下車すればOKです。
1時間に2本くらいのペースで運行しています。

 

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